DESIGNERS

マッシミラノ・フクサスは長年、大都市における都市問題の研究に没頭し、プロジェクトの特徴は、新素材や新しい施工技術に関する絶え間ない研究にある。
1997年からは、ドリアーナ・O・マンドレッリがスタジオの代表を務め、彼女のプロジェクトは、力強く雄弁なイメージが特徴で、そこにある場面の中で際立ち、素材の切り口から芸術的な側面を見出している。

彼らの活動に共通するのは、建築物と周囲の状況との結びつきである。持続可能なプロジェクトは、環境の面でも、性能の面でも、美的持続性の面でも。製品デザインは、シンプルなマークと自然素材によって特徴づけられ、プロジェクトの大小にかかわらず、様式的な「イズム」とはかけ離れた、原型の象徴性に近いオブジェに生命を与えている。形式的な単純化と温かみのある天然素材の使用は、彼らの製品デザインの創造的なアプローチを特徴づけている。

時代を超越したエレガンスと控えめなフォルムは、ピエロ・リッソーニのスタイルを最もよく表す言葉である。一見ミニマルに見えるリッソーニの建築・デザインプロジェクトは、新しいテクノロジーと素材の両方を徹底的に研究した結果である。

2024年からBaxterファミリーに仲間入りしたハンネス・ピールのスタイルは、歴史的な様式への敬意を強調しつつ、現代的な要素を重ね合わせる折衷主義的な解釈で、プロジェクト全体に独自性を作り出している。